この石を5~7μmの粒子に粉砕し、温度と圧力を加える事で液状化したガラスに苛性ソーダを加えると、いわゆる板ガラスの原料となり、再度温度を加えると窓ガラスやコップのようなガラス製品となります。
常温ガラスは苛性ソーダの代わりにアルコールを加え、そこに触媒を添加する事で常温において液体状態を保ち薄くコーティングすることで空気中の水蒸気と反応し、加水分解と脱水縮合を繰り返しながらガラスとなっていくのです。
したがってこの液中にアルコール以外の有機分は存在せず他の無機系と称する有機樹脂との混合型とは違い無機質を保っていられるのです。
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